今日は 感染性胃腸炎 について お話します。 昨日の続きです。 食中毒と 感染性胃腸炎 の違いは 何でしょう。 昨日は 食中毒の 原因として もともと 病原微生物がついた 食物の摂取と 調理師の 手を介して 汚染された食物の摂取が あることを お話ししました。 →こちら 食物を 摂取すること により 起きる ものが 食中毒です。 食中毒 は きのこ毒、 ふぐ 毒 など自然毒によるもの も あり、感染症では ないものも 含まれます。 同じ病原微生物に よる感染でも 別の経路が あります。 病原微生物が 食物からだけではなく 付着した手で 粘膜を触る、 浮遊した粒子を 吸い込む などにより 感染し、 胃腸症状を 起こすことも あります。 食物摂取しないで 起こるものに 病原微生物に よる食中毒を を含めて、 感染性胃腸炎と いいます。夏場は 細菌による 食中毒が多く、 冬場は ノロウィルスを 主体とする 食中毒が 増えます。 海外旅行から 帰ってきた人の 場合は赤痢、 コレラ、 腸チフス、 なども ありますので 注意が 必要です。 最近は グルメブームで いろいろなものを 生食するよう になり、 寄生虫感染も 問題になっています。 原因を 同定できな い ウィルス性の 感染性胃腸炎も 多くありますが 感染経路は 同じなので、 あえてノロウィルス感染と 同定しなくても 問題なく 広く感染性胃腸炎と 診断つければ いいと 思います
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