武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医 – 内科 全般に精通する総合内科専門医とアレルギー専門医

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スギ花粉症治療 の原則 継続が力なり

スギ花粉症治療 の原則に ついて お話しします。
スギ の花粉は 飛散が始まると 増減は ありますが 3月半ばから 終わりまで だんだん 増えて いきます。
ヒノキの花粉を足すと4月がピークに なることも あります。
眼や鼻の粘膜に 花粉が 付着すると 粘膜に炎症が 起きます。 粘膜の反応性が 高まり 次に花粉が 付着したとき さらに症状が 強く反応しやすく なります。
そのため 初期から 炎症を抑える治療をし 継続することが 推奨されています。 もちろん症状の悪化時には 治療を加えます 。
雨が降ったりして 花粉量が 少なくなったときに 症状がないからと 治療をやめてしまうと、 まだ炎症が 残っているため 次に多く飛んだ時に 症状が悪化します。
スギ花粉のみに 反応する人は 4月半ばごろまで、 ヒノキ花粉にも 反応する人は 5月初めくらいまでは 治療を継続すること を薦めます。
それではいつごろから 薬を使用するのが いいのでしょうか。
スギ花粉による 反応性は 人により 異なります。
いわゆるスギ花粉飛散開始日 というのはある程度以上 スギ花粉が観測されたときで 初めて観測された日では ありません。
実際には 前年の10月ごろに 観測されます。 ですから スギ花粉飛散日より前に 症状が出る人も かなり 存在します。
そのため私は 年が明けて、 軽い症状が出たとき、 またはスギ花粉飛散開始 と発表された日より 投薬を開始し その後継続することを を薦めます。
軽い症状が 出たときには 軽い炎症が 始まっており、 この時期に 投薬を開始すれば 粘膜の 反応性を 抑えられるからです。
またスギ花粉飛散開始日から 1-2週で 本格的な 飛散になるので 症状を感じなくても治療を開始すればスギ花粉が多く飛んでも反応しにくくすることができます。
2月7日は小平市ではダーラム法で0.3個でした。品川の4個とは差がありましたが、症状を訴えて来院される方も増え、1週くらいで飛散開始になると思います。品川のデータは遠藤耳鼻咽喉科アレルギークリニック で毎日測定していますので確認ください。

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