武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医 – 内科 全般に精通する総合内科専門医とアレルギー専門医

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新型インフルエンザ 等発生時の診療継続計画

昨日は多摩府中保健所で 新型インフルエンザ 発生時に対するの医療機関の準備に関する講演会がありました。
院内対策会議メンバーを決める。情報収集責任者を決める。情報確認リストの作成。受け入れ能力の評価。職員連絡網の作成。職員の通勤経路の把握。感染対策用品リストの作成。医療機関における空間的時間的分離対策。薬品取り扱い業者リストの作成。委託業者リストの作成。連携機関リストの作成。発生時の診療計画と地域連携の概要の作成。これらが重要であることが説明されました。
診療所では職員も少ないので医療機関における空間的時間的分離対策。医療機関における空間的時間的分離対策。が重要になると思われました。その他は地域(当院では小金井市として)対策をする必要があると考えます。どの講演でもいえるk元なのですが、医療機関における空間的時間的分離対策に関してインフルエンザ患者と一般患者を完全に分離することを強調するあまり、過度な患者隔離を考えてしまう施設が多いと思われます。例えば今回の公演でも診療所で同じ時間では完全に分離して診療できなければ、診療時間を変えて、インフルエンザ患者を診察する時間を決め、自宅待機してもらい電話などで連絡してから来院してもらう、基幹病院での空気感染を予防する大掛かりな装置の紹介がされていました。そのため2つの病院より、患者をどのように分ければいいのだろうかという課題が提示されました。回答としてはインフルエンザは空気感染はないので手洗い、普通のマスクの着用、衝立のようなもので境界を作り、一部患者さんの導線がいっしょになってもいいということでした。基幹病院では初期にはどんな感染症かわからないので十分すぎる対策をしているとのことでした。この回答を講演で最初にすべきと考えます。新型インフルエンザはインフルエンザであり、完全に封じ込めることはできない、感染するリスクを下げることで十分で,手洗い、マスク、咳エチケットを基本とし、その医療機関でできる最大の分離をすればいいのです。通常のインフルエンザの感染予防がどういうものなのかという講演が必要です。小金井市ではそのような対策をしていかなくてはなりません。そろそろ動き出す必要がありますね。市長が決まったら動き出しましょうか。
それと本当にインフルエンザが増えてきそうです。本当の意味で流行期に入ったと考えます。

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