武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医 – 内科 全般に精通する総合内科専門医とアレルギー専門医

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アスピリン喘息 の診断にアスピリン負荷試験 :生まれて初めて施行しました。

おはよう ございます。 小金井市 山崎内科医院 院長の 山崎です。今日 は アスピリン喘息 についてです。
喘息患者さん の 5-20% が アスピリン喘息 と言われています。 誤解 されていますが アスピリン で 誘発 される喘息 ではなく 鎮痛解熱剤 で誘発される喘息 です。 ボルタレン 、 ブルフェン 、 ロキソニン など シクロオキシゲナーゼ1阻害剤 で誘発されます。 シクロオキシゲナーゼ2阻害剤 の セレコックス やシクロオキシゲナーゼ阻害作用のない アセトアミノフェン では誘発され にくいと されています。 アスピリン喘息と 申告すると ロキソニン を使用されて 発作が誘発されたという 話を良く聞くので 注意 が必要です。診断 には アスピリン を内服し、 前後で 呼吸機能検査 を行い、 一秒量 が低下 するか 否か で判断 します。 喘息 のうち 比較的頻度が高いのと シクロオキシゲナーゼ1阻害剤 を使用しなくても 痛み 、発熱 は コントロールできる ため、わたくしは 負荷試験 をして診断するより、気管支喘息患者さんに対し鎮痛解熱剤を使用する場合は(気管支喘息がなくてもアセトアミノフェンをほとんど使用しています。)ほとんど誘発されず、効果もある アセトアミノフェン を使用することにしています。そのため アスピリン負荷試験 を施行したことありませんでした。今回長期に アスピリン を内服する予定の喘息の方がおり、頻回に ロキソニン を内服しても発作誘発されたことないので確定診断のために アスピリン負荷試験 を施行しました。今後、 脳梗塞 、 心筋梗塞 予防に アスピリン が必要な喘息の方が出てくる可能性が高く、 シクロオキシゲナーゼ1阻害剤 を使用し誘発歴がなければ 当院でアスピリン負荷試験 をする必要がありそうです。 使用した ことがない 場合は 、 紹介する 必要が ありそうです。アスピリン喘息はかなり 重篤 な発作を誘発されるからです。
 
 

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