食餌依存性運動誘発アナフィラキシー 食後のアレルギー - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2018年 6月 22日

食餌依存性運動誘発アナフィラキシー 食後のアレルギー

おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。今日は 食餌依存性運動誘発アナフィラキシー のお話しです。

食べただけではアナフィラキシーをおこしませんが、食べた後に運動をするとアナフィラキシーをおこします。小麦が原因のことが多く、次いで甲殻類と言われています。当院でも朝食でパンを食べた後コーラス部で発声練習したあと、顔面の浮腫、蕁麻疹、呼吸困難で受診された方がいます。この時の呼吸困難は気管支喘息によるもので気管支拡張剤の投与と抗ヒスタミン剤の投与で回復しました。その1か月後、朝パンを食べた後ダンスの練習をしているときに蕁麻疹、呼吸困難あり、気管支拡張剤吸入でもおさまらないとのことで来院。このときの苦しさは喉頭浮腫によるものなので考えるまでもなくアドレナリンの注射をしました。

なれていないとアドレナリン注射を躊躇するところですがアナフィラキシーで呼吸困難があれば何も考えず、 アドレナリンを注射しなければ危険です。1回目は喘息発作と考えてアドレナリンを使用しませんでしたが、これはかなり慣れていないとできません。何も考えずにアドレナリンと覚えていた方が無難です。危険のある方には自己注射できるエピペンという薬があるのでこれを処方しました。