風邪 と言ってくる人の多くは 風邪 ではない【格言シリーズ その8】 - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2018年 3月 23日

風邪 と言ってくる人の多くは 風邪 ではない【格言シリーズ その8】

おはようございます。小金井市山崎内科医院の山崎です。今日は格言シリーズ。 風邪 にまつわる格言です。

風邪は上気道の急性感染症の総称です。咳、痰、鼻汁、鼻閉、くしゃみ、咽頭痛などの上気道の症状と発熱などの感染症状、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状があります。これらが急性の起きます。上気道症状は感染症ではなくても異物を除去するための生理的反応でもあり、感染症状は肝膿瘍、腎盂腎炎、前立腺炎など感染症であればどれでもあります。感染症状に伴い全身症状が出ます。長く持続する場合は他の疾患を考えます。上気道症状だけでは生理的なもの、アレルギーなどがあります。結核、肺癌もありますね。発熱、全身症状だけで上気道症状がなければすべての感染症、膠原病(リウマチ疾患)悪性腫瘍(特に血液系)などがあります。

風邪と言ってくる人は体がどこか調子悪いと感じてくる人で本来の風邪でない人が多く含まれています。医師としてどんなに忙しくても患者さんが風邪ひいたので風邪薬くださいと言ってきたとき、話も聞かず、診察もせず薬を出してはいけません。医療機関に勤務している人の場合このパターンで薬をもらっているケースがよくあります。

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