褐色脂肪 減ると消費カロリーが減り、太りやすくなる - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2018年 10月 24日

褐色脂肪 減ると消費カロリーが減り、太りやすくなる

小金井市山崎内科医院院長の山崎です。  褐色脂肪 がテーマの 糖尿病 の講演会に 行ってきました。興味深い 内容でしたのでまとめて みます。

褐色脂肪という 脂肪細胞が あり、これが減ると 消費カロリーが 減るということが わかっています。 またインスリンは肝臓の グルコキナーゼを 増やすことにより 消費カロリーを 減らし 太りやすく なります。 その際に 褐色脂肪が 減ります。 体の中で インスリンが 増えても、 注射薬として インスリンを 投与しても 同じです。 グルコキナーゼは 飢餓状態で増え、栄養が 足りない 状態になると、 エネルギー消費が 少なくても 運動が出来るように なる生体の 防御反応と 考えることが 出来ます。 野生動物なら 餌を食べていなくても 狩りが可能と なるという ことです。 運動量を多くすると 同じ事がおこるか どうか質問しましたが グルコキナーゼが 増えるという文献は ありませんが、 同様に 生体の防御反応として 消費エネルギーが 減るだろう とのことでした。 走っていると あるところから体重が 減りにくくなり、 運動を中止すると すぐ太ることを よく経験し、 その説明に理に かなっていると 思いました。 ではどのように 運動をしたら いいかということは まだわかっていない とのことでした。 食事療法に 関しても 同様で 続けていると そのうち 消費カロリーが 低下し、 体重が 減らなくなる とのこと。 私の仮説ですが 無理な 食事療法、 運動療法は 消費カロリーを 減らし、 褐色脂肪を 減らし、 太りやすい 体質に なるのでは ないかと  考えています。 頑張らない運動療法は こちら→Q13

糖尿病の治療としてはインスリンを無理やり出させたり、注射する治療より体内のインスリンを上手に利用する薬がいいとのことでした。現在、褐色脂肪を増やすような薬の研究も進んでいる様です。