活動量計の評価① 解釈が難しいパターン - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2018年 8月 21日

活動量計の評価① 解釈が難しいパターン

おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。今日はある人の  活動量計の評価① です。
1日平均の歩数9780歩 そのうち3メッツ以上の歩行3758歩(時速4㎞以上の歩行)
1週間のエクササイズ 39.1 1日平均 5.6 1日の基礎代謝以外の消費カロリー(活動量)438カロリー
運動強度をメッツで表しエクササイズとは3メッツ以上の運動をした時の運動強度に時間をかけたものでこれに体重をかけると消費したカロリーになります。 3メッツの運動を1時間したら3エクササイズ、3メッツの運動を30分、6メッツの運動を30分したら4.5エクササイズになります。この方は80㎏くらいの体重なので3メッツ以上の運動を1時間したとすれば3メッツ以上の運動をした時の1日の消費カロリーは368カロリー。
歩行の40%以下しか3メッツ以上で歩いていないため、基本的なに歩行速度が遅いと考えられ、少し歩行速度を速くするように話しました。ただ活動量の8割くらいは3メッツ以上の運動をしていることになります。普通は運動というより日常生活での労作はほとんど歩行なのでふつうは歩行と3メッツ以上の歩行の割合と、活動量と3メッツ以上の活動量の割合はほぼ同じになるはずです。この違いが良くわかりませんんでした。
良く考えてみると普段の歩行は極めて遅いか、いわゆる歩行ではなくちょこまか動いていて、4割くらいはかなり速く歩いているか、走っている、階段を昇っている、きわめて長く自転車で疾走しているなどであればこの値が説明つくと考えました。とにかく歩く以外のなにかをしている可能性が高いです。次回来院時に聞いてみます。
聞いてみました。仕事がら、自然観察をしながらゆっくり歩くことが多いそうです。そのため3メッツ以下の歩行が多いのです。それ以外で歩くときはしっかり速く歩くように意識しているとのことでした。特に運動をしているわけではないそうです。勉強になります。