学校感染症 と出席停止について小金井市内の校長先生に講演をしました。 - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2019年 1月 23日

学校感染症 と出席停止について小金井市内の校長先生に講演をしました。

学校感染症 と出席停止について小金井市内の校長先生に講演をしました。出席停止になる感染症は学校保健衛生法により決められています。こちらを参照

このなかでその他の感染症は流行の状況などに応じて出席停止になる可能性があるもので常に出席停止扱いにならないことに注意が必要です。これを誤解していて出席停止と勘違いされていることが多く。その説明が中心でした。ただし急に出席停止にする判断が難しいため、小金井市では溶連菌感染症、急性胃腸炎、手足口病は常に出席停止にすることを決めました。その説明も行いました。

今回、現場の話を聞き、欠席になると進学時に推薦がもらえないというのが実情であることを知りました。そのためマイコプラズマ感染症、ヘルパンギーナなども出席停止にしてほしいという意見もお聞きしました。本来進学の推薦に欠席数など関係なく、調子が悪い子供はきちんと学校を休むのがいいのですが、古い悪い慣習がいつまでも残っているのが日本の特徴です。実情を考えると出席停止にする感染症の数を増やすことも考えなくてはなりません。また学校の水道はいまだにカランであることも知りました。手洗いの指導の仕方もも考えないといけっません。手を洗ったはずがカランに触れてウィルスがかえって付着するかもしれません。現実を知ることは大切ですね。

登校許可証という医師の出席してもいいという証明書も、本来は必ずしも必要ではなく、医師が出席を許可した場合は出席して問題ないのです。このことはややこしくなるので話しませんでした。沖縄県などではこのような証明書を出さないように通達されています。