誤嚥 止めてはいけないしなくてはいけない咳の話 - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2019年 6月 20日

誤嚥 止めてはいけないしなくてはいけない咳の話

 小金井市 山崎内科院長の山崎です。おはようございます。今日も咳、少し長引く咳の範疇からはずれますが忘れていけない病態、 誤嚥 についてお話しします。
飲み込みがうまくなくなると唾液や食べ物が気道に入り、咳が出ることがあり、これを咳が長引くと言って来院される方がいます。高齢になると飲み込む筋肉が弱くなったり、脳梗塞などの影響によることもあります。ただしこれは気道に入った異物を出すための重要な反応なので止めてはいけません。誤嚥しないような処置が必要になります。脳梗塞など、神経系の異状の場合は歯科などでの嚥下の訓練が重要になります。小金井市では 日本歯科大多摩クリニック が力を入れています。若い方など特に病気がない方は慌てて食べないことが大切です。
以前、長引く咳の原因に誤嚥性肺炎があるとテレビでやっていましたが誤嚥性肺炎というのは誤嚥が原因でおこる肺炎のことでその場合は確かに咳が出ますが長引く咳の原因としては少しおかしいです。誤嚥により肺炎を起こさないようにする咳が 長引く咳 の一つになると考えるのが正しいです。以前にお話しした 胃食道逆流 も 逆流性食道炎 と言っていました。テレビは面白おかしく、さも重篤な病気であるかのように伝えるので注意が必要です。