医者 にかかりすぎると損をする  【格言シリーズその⑩】 - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2019年 9月 14日

医者 にかかりすぎると損をする  【格言シリーズその⑩】

今日は 医者 にかかると損するかも知れないというお話です。

処方薬-多くして人、谷に落ちるも参考にしてください。

 夜間に高熱が出た時を考えてください。あわてて夜間救急に行くのは得でしょうか。本来夜間救急は命に係わる様な人、骨折など緊急な処置が必要な人を診るのが原則です。大変な患者さんが一人でもいるとかなり待たされます。また大した症状でない人も受診しますのでさらに待たされます。具合が悪いのに夜救急外来に行ってまたされて、体調を崩すことになるかもしれません。ただの風邪だったのに無理して肺炎になってしまうかもしれません。救急外来の医師も疲れているので判断のミスをしてしまうかもしれません。必ずしも得するわけではないのです。呼吸が苦しい、意識がおかしい、全く物がとれずに吐いてしまうなどがある場合は受診することが望ましいでしょう。発熱や咽頭痛、咳などの場合は翌日まで待って一般外来を受診した方がいいと思います。また検査も受ければ得かどうかわかりません。例えばCT検査はいろいろな病変を見つけることができますが多くの放射線を浴びることになります。ですからやりすぎると癌を見つけようとして癌を作ってしまうことがあります。