【格言シリーズ その8】 他人の薬 で相撲をとるな - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2018年 4月 2日

【格言シリーズ その8】 他人の薬 で相撲をとるな

小金井市、山明内科医院院長の山崎です。風邪ひいたので以前風邪ひいたときにもらった薬や家族に出た薬をのんだという話を聞きます。医師が処方した薬というのはそのとき診た人の状態により出すもので、その時から飲みきるまでしか使用期限がないと考えてください。風邪といってもいろいろな状況があるため、その時の薬はその時の本人にしか当てはまらないのです。例えば単に風邪だと思っても中等度の急性副鼻腔炎に用いた抗菌剤(抗生剤)はウィルス性の咽頭炎には無効なばかりか耐性菌をつくるという大きな害があります。また鎮痛解熱剤は発熱、倦怠感のない鼻かぜには役に立たないし、胃病変や腎障害、肝障害などの副作用が出る可能性があります。おなかが痛いときにのんで、さらに悪くなるということもあります。他人の薬だけでなく、自分の薬も自己判断で飲むのはやめましょう。下痢した時、腹痛の時、鼻汁が出たときなども一緒です。