花粉症 (スギ、ヒノキによる花粉症)を悪化させないの治療のコツ - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2019年 6月 4日

花粉症 (スギ、ヒノキによる花粉症)を悪化させないの治療のコツ

今回もスギ、ヒノキ 花粉症 についてのお話です.舌下免疫療法 を希望された方が 来院されました。まず来シーズンきちんと治療しコントロールできるか試してから決めましょうと話し、下記の治療をお勧めしました。
スギの花粉は飛散が始まると増減はありますが3月半ばから終わりまでだんだん増えていきます。
ヒノキの花粉を足すと4月がピークになることもあります。
花粉が眼や鼻の粘膜に花粉が付着すると粘膜に炎症が起きます粘膜の反応性が高まり次に花粉が付着したときさらに症状が強く反応しやすくなります。
そのため初期から炎症を抑える治療をし継続することが推奨されています。もちろん症状の悪化時には治療を加えます。
雨が降ったりして花粉量が少なくなったときに症状がないからと治療をやめてしまうと、まだ炎症が残っているため次に多く飛んだ時に症状が悪化します。
スギ花粉のみに反応する人は4月半ばごろまで、ヒノキ花粉にも反応する人は5月初めくらいまでは治療を継続することを薦めます。
それではいつごろから薬を使用するのがいいのでしょうか。
スギ花粉による反応性は人により異なります。
いわゆるスギ花粉飛散開始日というのはある程度以上スギ花粉が観測されたときで初めて観測された日ではありません。
実際には前年の10月ごろに観測されます。ですからスギ花粉飛散日より前に症状が出る人もかなり存在します。
そのため私は年が明けて、軽い症状が出たとき、またはスギ花粉飛散開始と発表された日より投薬を開始しその後継続することをすることを薦めます。
軽い症状が出たときには軽い炎症が始まっており、この時期に投薬を開始すれば粘膜の反応性を抑えられるからです。
またスギ花粉飛散開始日から1-2週で本格的な飛散になるので症状を感じなくても治療を開始すればスギ花粉が多く飛んでも反応しにくくすることができます。