気管支喘息診療 の元 アトピー咳そうと私の気管支喘息診療のルーツ② - 武蔵小金井の山崎内科医院|総合内科・アレルギー専門医|健康スポーツ医

2019年 6月 12日

気管支喘息診療 の元 アトピー咳そうと私の気管支喘息診療のルーツ②

おはようございます。小金井市山崎内科医院院長の山崎です。昨日の続きです。今日もアトピー咳そうの話です。私の 気管支喘息診療 の元となる出来事です。

アトピー咳そうは気管支喘息、咳喘息と同様の好酸球という炎症細胞を中心とする気道の炎症ですが気管、気管支という中枢部の気道に炎症があり抹消に炎症がないことがわかってきます。

そして家族にアレルギー疾患があったり、自分自身がなんらかのアレルギーがあったりするアトピー素因をもつことがわかりました。そこでアトピー素因をもった好酸球性気管気管支炎ということになります。

あとからわかったのですが解剖学的には気管支までは上気道に分類されるそうです。こう考えるとアトピー咳そうはアレルギー性鼻炎の好酸球性炎症がもう少し、下まできた状態と考えると理解しやすいです。

途中に咽頭、喉頭がありますがアレルギー性喉頭炎という概念はほぼアトピー咳そうと一致します。私はアレルギー性鼻炎が気管支にあると考えてくださいと説明しています。

深くまで好酸球が入っていくと気管支が収縮しだすのだと考えるとわかりやすいです。

私は咳が長引く患者さんのアトピー素因の有無を調べ8割近くがアトピー素因を有していることをつきとめます。とすると(アトピー素因アリとは本人または家族がなんらかのアレルギーを持っていることを示します。)

日本人は一般人でも6割以上はアトピー素因があることに気が付きます。長引く咳を診断するのにあえてアトピー素因をチエックする必要はないと考えました。

現在では東京都民の約80%が血液検査でスギにアレルギーがあることがわかりました。ダニは40%くらいアレルギーがあります。とすると現在はほぼ100%の人がアトピー素因を持っていることになります。

それでは続きは明日です。